「自分で作れば安いのに、なぜお金を払って外注するのか」——これも自然な疑問です。結論から言うと、どちらにも向き不向きがあります。この記事では、自作ツールの実際の料金と制作にかかる時間、そして外注・自作それぞれで実際に起きている失敗を出典付きで整理し、判断基準をお渡しします。
自作ツールの月額は、実際いくらか
ホームページを自分で作れるツールには、いくつかの選択肢があります。独自ドメインを使うには、多くの場合、無料プランではなく有料プランへの加入が必要です。
| サービス | プラン | 月額(総額表示) |
|---|---|---|
| ペライチ | ライト〜プロフェッショナル | ¥1,628〜¥7,678 |
| Wix | パーソナル〜ビジネスプライム | ¥1,300〜¥13,500 |
| Jimdo(クリエイター) | Pro〜Platinum | ¥1,200〜¥5,330 |
※ 金額は各社公式サイト・比較記事に基づく目安(消費税分を含めた実際の支払額として掲載されているもの)です。プラン改定・為替等で変動することがあるため、契約前に必ず各社公式サイトで最新の金額をご確認ください。出典:ペライチ「料金・プラン一覧」、Web幹事「Wixとは?料金・メリット・最新の評判」、Web幹事「Jimdoの料金プランを徹底比較」/いずれも2026年8月閲覧
「無料で作れる」という印象とは違い、実際に運用しようとすると月額が発生するのが実態です。安いものでは月¥1,200前後からですが、これは「作る」費用であって、「更新し続ける」ための自分の時間は含まれていません。
自分で作るのに、どれくらい時間がかかるか
あるツール解説記事によると、テンプレート型のサービスなら1〜3日、Wix等のノーコードツールなら3日〜2週間で公開できるという目安が紹介されています。素材(文章・写真)がすでに揃っているかどうかで、実際にかかる時間は大きく変わります。
出典:クーミル株式会社「ホームページ制作の期間はどのくらい?目安・工程・早く作る方法まで解説」/2026年8月閲覧
では、外注すれば失敗しないのか——実はそうでもない
外注すれば安心、というわけでもありません。ホームページ制作を発注した経験者への調査では、87.7%が何らかの失敗を経験したと回答しています。
| 外注時の失敗要因 | 回答割合 |
|---|---|
| 予算超過 | 32.1% |
| 要望が正しく伝わらなかった | 29.1% |
| 期待していたデザインと異なった | 28.4% |
出典:アルサーガパートナーズ株式会社「ホームページ制作の実態調査」(2024年8月8日〜27日実施・有効回答550名)/2026年8月閲覧
自分で作る場合にも、別の失敗パターンがある
同じ調査は、自社制作を選んだ人の失敗要因も聞いています。「デザインが期待と異なった」9.6%に加えて、「コンテンツの更新が難しかった」9.2%という回答があります。
出典:アルサーガパートナーズ株式会社「ホームページ制作の実態調査」/2026年8月閲覧
これは、自作ツールが悪いという意味ではありません。作った直後は満足でも、更新・改善を自分で続けるのは想像より負荷が高い、というだけの話です。「公開して終わり」になったサイトは、別の記事で扱ったように、更新が止まると評価も上がりにくくなります。
結局、何で判断すればいいか
- 更新の頻度。お知らせ・料金・写真の変更が月に何度もあるなら、自分で即座に直せるツールは強みになります。逆に「作ったらしばらく変えない」なら、この差は小さくなります。
- 独自性がどこまで必要か。テンプレートの範囲で足りるか、業種特有の見せ方(症状別ページ、予約導線など)まで作り込みたいかで変わります。
- かけられる時間。本業の合間に、デザイン・文章・SEO設定まで自分で学びながら進められるか。数週間の制作時間だけでなく、公開後も継続的に時間を割けるかを考えてください。
- SEO・AI検索対策まで必要か。自作ツールの多くはSEOの基本機能を備えていますが、構造化データやMEO最適化まで踏み込むと、設定の難度が上がります。
LUMENが埋めているのは、どの部分か
LUMENの月額には、制作費だけでなく、SEO基本設定・E-E-A-T対策・保守・エラー監視・技術修正が含まれています。自作ツールの月額が「場所を借りる費用」だとすると、LUMENの月額は「場所を借りる費用+作る手間+作った後の面倒を見る手間」をまとめたものです。総額でどちらが得かは、別の記事で試算しています。
それでも、シンプルな告知1枚で十分な方には、自作ツールで足りるケースが多いです。「うちは自作で足りるか、外注すべきか」を無料相談でそのままご相談いただいても構いません。無理に外注を勧めることはしません。