「月額はずっと払い続けるから、買い切りの方が得では」——自然な疑問です。結論から言うと、比べるべきは「買い切りか月額か」ではなく「一定期間の総額でいくらか」です。この記事では、買い切りの後に実際どれくらいの費用がかかるのかを出典付きで整理し、LUMENの月額プランと3年間の総額で比べます。
「買い切り」で、実は終わらないことが多い
ホームページを買い切りで作ると、制作費の支払いはそこで終わります。ただし、サイトを公開し続けるには、それとは別の費用が発生し続けます。
| サイトの規模 | 保守費用の月額目安 |
|---|---|
| 小規模(個人・小規模店舗) | ¥3,000〜¥10,000 |
| 中規模(中小企業・店舗) | ¥10,000〜¥50,000 |
| 大規模(大企業・ECサイト) | ¥50,000〜数十万円 |
出典:ロリポップ!レンタルサーバー「ホームページ公開後に必要な保守費の内訳と相場について」/2026年8月閲覧
内訳は、サーバー費用・ドメイン管理費・セキュリティ対策費・バックアップ費用・更新修正対応費の5つです。自分で更新できない場合は、これに加えて更新のたびのスポット費用、または別途の月額契約が必要になります。
では、「買い切り」自体の相場はいくらか
コーポレートサイトの制作費は、平均95.6万円・中央値50.0万円という調査があります(50万円以下が全体の50%)。
出典:Web幹事「コーポレートサイトの費用と料金相場」/2026年7月閲覧(関連記事:「初期費用0円」のホームページは、なぜ0円でできるのかで詳しく検証しています)
3年間の総額で、実際に計算してみる
中央値の¥500,000で買い切り制作し、中規模サイトの保守費用を月額¥10,000(下限)で3年間続けたとします。LUMENのHPスタンダード(10P)と、同じ3年間で比べます。
| 内訳 | 3年間の総額(税別・目安) | |
|---|---|---|
| 買い切り+保守(目安) | 制作費¥500,000+保守¥10,000×36ヶ月 | ¥860,000 |
| LUMEN(HPスタンダード) | ¥30,000×12ヶ月+¥15,000×24ヶ月 | ¥720,000 |
※ 買い切り側は制作費を中央値¥500,000・保守費用を中規模サイトの下限¥10,000/月で試算した目安です。実際の金額は依頼内容・規模・会社により異なります。LUMEN側は料金プラン記載の実額です。
どちらが得かは、条件次第で変わります。買い切りの制作費が中央値より安ければ買い切りが有利になりますし、保守費用が上限に近ければ月額側が有利になります。大事なのは、初期費用の大小だけで判断しないことです。
LUMENの月額に、含まれるもの・含まれないもの
含まれるもの
保守・エラー監視、技術修正・視覚修正(月1〜4回、プランにより異なる)、SEO基本設定、E-E-A-T対策。
含まれないもの(実費・別料金)
ドメイン・サーバー費用(お客様名義・年間数千円〜)。Googleマップ対策(GBP最適化)・AI検索対策(GEO)は単体オプションです。
買い切り側の保守費用の内訳(サーバー・ドメイン・セキュリティ・バックアップ・更新修正)のうち、更新修正・セキュリティ・バックアップに相当する部分がLUMENでは月額にすでに含まれています。別途かかるのは、買い切りでも月額でも変わらないサーバー・ドメイン費用だけです。
「月額はイヤだ」と感じるのは、自然な反応です
サブスクリプション形式のサービスが増え、「月額はもう増やしたくない」という感覚を持つ人が多いのは自然なことです。ただしホームページの場合、買い切りにしても保守費用というもう一つの継続支払いが発生することがほとんどで、「月額をなくす」のではなく「支払いを2つに分けるか、1つにまとめるか」という違いに近いのが実態です。
LUMENが月額に統一しているのは、公開後の保守・改善まで含めて一つの料金で伴走するためです。それでも買い切りの方が合っている方もいます。3年・5年の総額で比べたうえで、判断してください。
この記事の計算方法は、他社にもそのまま使えます
この記事の考え方は、LUMEN以外の会社を検討するときにも、そのまま使えます。「初期費用はいくらか」だけでなく、「保守費用は月いくらか」「更新は誰がやるか」「何年分で計算した総額か」を聞けば、買い切りでも月額でも、公平に比較できます。
もう一つ、契約の終わり方も同じくらい重要です。→ 関連記事:ホームページ制作の「解約」で、なぜ揉めるのか